
相続税の申告をすると、税務調査が入ると聞きましたが。
相続税の税務調査は、申告額が過少であると想定されるものや、申告義務があるにもかかわらず無申告となっていることが想定されるものなどに対して行うとされており、調査の割合は約3割と他の税に比べて高率となっています。
平成26年7月から平成27年6月までの間に行われた調査は12,406件で、このうち申告漏れ等の非違があった件数は10,151件(前事務年度9,809件)でした。
現預金と有価証券の申告漏れが、申告漏れ相続財産の半分を占めており、金融資産の所在や価額、名義などを正しく把握しておくことが大切です。
